あとがき

3作目になります。

モットーにしていない、人が死ねば読者に響くを、今回も無意識に取り入れていまして。
ただ今回は、お年寄りをちゃん付けで呼ぶこともあるということから、先入観で年齢をあえてミスリードしようというのが着想。
同年代のご近所幼馴染のお話かと思わせて、実は少年が近所のおばあちゃんを慕って、ちゃん付けで話してるという構想につなげてみた。
うまく勘違いしてくれましたかね?

そしてこの話にはもうひとつ、ベタなテーマがある。
タケくんは小さい頃こそ、おばあちゃんを慕っていて、よくミカンをもらいに行っていた。
しかし気づけば、学校が忙しいという理由付けで疎遠になり、久しぶりに会えたのはアキちゃんが死んでしまった後だった。
みなさんには最近疎遠になっている、大切な人はいますか?

海月みづき海月くらげ (2016/7/11)